
WANDERLUST

初めての国に行く際、どういうルートで行くのがよいのかわからない場合、個人旅行であっても、ツアー旅行のスケジュールを検索して参考にすると良い。無理の少ないルーティングで設定してあることが多い。
旅程を立てる際にツアー旅行の旅程表を参考にする

現地でのオプショナルツアーを探すのに便利なのが、「VELTRA」というサイト。
いろんな地域がカバーされており、私もよく利用している。が、裏技としては、ここに掲載されているツアーには必ず現地の催行会社が書いてある。なので、自分が参加したいと思ったオプショナルツアーがあれば、そのツアーを提供している催行会社を英語で検索し、直接そのツアー会社に申し込んだ方が安い。例えば、私がフィンランドで申し込んだ犬ぞりツアー。VELTRAだと174ユーロ(約21,800円)。同じツアーを直接催行会社に申し込むと116ユーロ(約14,500円)。約7,300円も違った。…とはいえ、1回の旅で複数のオプショナルツアーを申し込んでいると面倒だったりするので、VELTRAをそのまま使うこともある。
同じ方法はVELTRA以外にも使える。個人旅行者向けに日本の旅行代理店というか、ツアーオペレーター(昔はランドオペレーターと言っていた)が提供しているツアープランは、同じ旅程やツアータイトルなどを検索すればわりとすぐ現地での催行会社が見つかる。VELTRA同様、催行会社に直接申し込めば安い。例えば、私はアイスランドの11日間のツアーを日本の旅行会社のページで見つけて、そこから現地の催行会社を探し出し、直接申し込んだことで9万円くらい安かった。
少しでも英語ができるなら、この方法がオススメ。はじめから英語で探せばいいのだが、やはり日本語で探す方が探しやすいので…。
VELTRA
ツアーを安く予約する裏技

日本から持参するガイドブックに地図がついていても、現地の地図をできるだけ早めにゲットする。現地で人に道を聞くときは、現地の地図を見せる方が先方が理解しやすい。着いてすぐ空港で入手することもできるし、ホテルのフロントなどで大抵もらえる。私は空港で入手するか、ホテルでチェックインするついでにもらうようにしている。ホテルでもらう場合は、その地図にその場でホテルの場所をマークしておいてもらうと便利。(自分が方向音痴、地図音痴なので…)
現地で地図をゲットする

一般的に外国人は地図が苦手な人が多い。地図は読み解くのが面倒なのだ。しかし、海外の方々はわりと皆、親切だ。困っていると自ら声をかけて教えてくれる。…ただし、彼らが教えてくれる道が正しいとは限らない。地図を読み違えることも間々ある。悪意はないが、彼らはわからない場合もわかっている風に自信満々に答えるからだ。なので、せっかく教えてもらったことでも、その人だけを100%信用するのではなく、しばらくしたら別の人にも聞いてみる、自分でも再度確認する、などが必要。繰り返すが、悪意がないのが困ったところ…。国民性、と割り切るしかない。
道を聞く

大体どこの国のタクシー運転手も地図は見てくれない。地図を読むのはリテラシーがいるのだと思う。基本的には彼らは住所で場所を覚えているので住所を伝えるのが良い。また、手持ちのガイドブックやスマホもあんまり見てくれない。文字が小さくて見づらかったり、日本語が混じったりしているからだ。外国の文字が目に入ると混乱して、その国の言語が書いてあっても見てくれなくなる(なので、現地の地図を入手することを強くオススメする)。
一番良いのは、自分でメモ帳などに大きくはっきりと住所を書いて見せること。特に中華圏では漢字で書くこと。タクシーに乗る前に準備しておくこと。
タクシーについて

ガイドブックの情報が常に最新とは限らない。特に気をつけたいのはお店などの開店時間や休業日情報。特に海外は適当にやっている場合も多いので、年中無休と書いてあっても休みのこともあるし、10時開店と書いてあっても11時すぎにしか開かないこともある。それはそれ、そんなもん、と目くじらをたてない方が旅は楽しい。同様にスマホも信じすぎない。よくあるのはスマホの地図に従って歩いたのに目的地に辿り着けないこと。概ね、GPSの精度と電波状況の問題だと思うが、うまく辿り着けなかったら、現地の人に、現地の地図を示して聞いてみるのが一番!
ガイドブックを信じすぎない、スマホを信じすぎない

案外知らない人が多いが、成田空港往復に成田エクスプレスを使う場合、2週間以内の期間であれば「NEX往復きっぷ」がお得。往復で1500円分くらいお得になる。往路は時間等を指定でき、復路は乗る際に利用便や席を指定できる。(2016年現在)
http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2063
NEX往復きっぷがお得

出入国時に行列ができているとゲンナリする。そんな折、現時点(2017年)では、自動化ゲートの利用登録をしておくと並ばずクリア。自動化ゲートの利用登録はその場で無料でできる。申請書を記入し、指紋を登録するだけ。事務窓口が混んでいなければ数分ですむ。一度登録すればパスポートの有効期限内は利用可能。出入国のスタンプは基本的には省略されるので、渡航回数が多い場合はパスポートのページ数を節約できる。でも、出張などでスタンプが渡航の証拠として必要な場合は、その場で窓口で押してもらうことができる。
申請書は現地でもらえるので、混んでいる列に並ぶ時間で申請書を記入し、手続きした方が早いかも?
自動化ゲートについて
自動化ゲート登録で出入国は並ばずすむ

スコットランドの風景を眺めながら聴くバグパイプ、モンゴルの草原で沈み行く夕陽を眺めながら聴く馬頭琴の調べ、アイスランドの絶景の中でキラキラと音が弾けるシガー・ロスの曲。その国の音楽をその国で聴くというのは格別の良さがある。旅行中、バス・列車・車…等々で移動の時間というのが少なからずあるが、その際に、その国の曲を聴きながら車窓を眺めていると、その景色とBGMであたかもその国の旅番組を見つつ、その主人公になったような気持ちになる。
当地の音楽をダウンロードしていく

海外では、人によって違うことを言うのは普通(マニュアルが徹底されてない?)。知らないこと、わからないことでも、面倒だと「ない」「だめ」と適当に答える人も普通にいる(ちゃんと調べたりしてくれない)。なので、とりあえず、一度ダメと言われても、別のスタッフに聞いてみると違う答えが返ってくることもあるので、諦めきれない場合はダメもとでトライする価値はある戦法。
一度ダメと言われても別の人に聞いてみる

機内のデザートとしてカチカチのバニラアイスが配られることが多い。大体、アイスとコーヒーは同じようなタイミングで給仕されるので、コーヒーをもらい、バニラアイスに一匙ずつかけながら食べると、溶けて食べやすいし、美味しい!
機内のバニラアイスはアフォガードに

私自身も旅好きの友人に勧められたのだが、evernoteという情報クリッピングサービスがとっても便利。旅の前にウェブでいろいろ調べて気になったページをノートとしてクリッピングしておける。もちろんスマホとPCで同期ができるし、私のオススメは有料プラン。事前に設定しておけばオフラインでも保存したノートが見られる。旅の前にPCで調べた情報をevernoteにクリップしておき、スマホでオフライン登録しておくと、現地でwi-fiや電波がつながらなくても情報を参照できる。もちろん旅以外にも使えるのだが、私は専ら旅で使用中。
evernoteが便利
旅のちょっとしたヒントをご紹介。